引き出しにくいところに入れるといいらしい

お金を貯めるぞ、使わないぞ、とは思っていてもです。入金があって、残高が増えた通帳を見ると……。
「ちょっとくらい使ってもいいよね」なんて、引き出してしまいませんか。
その「ちょっと」も積もると大金です。貯めるはずだったお金がいつの間にか消えてしまいます。

ついつい……を防ぐにはどうすればよいでしょうか。

引き出したくても引き出せない状況を作ってしまうのです。
意志の力では出金を止められないのなら、自分以外の手段に止めてもらうのです。
ここでは銀行の仕組みに止めてもらいましょう。

その具体的な手段は「積立」です。
毎月、指定した一定額が、普通預金から自動的に、定期預金へと預けられます。
この積立預金からいつでも引き出すこともできる場合がありますが、キャッシュカードで簡単に、
とは行きません。銀行の窓口に行って用紙に記入して……。
手間がかかることで、気軽な引き出しは防止されます。

この自動積立の金額は自分で設定できますので、無理のない金額を設定しましょう。
たとえ数千円ずつでも、高い利子がつかなくとも、使ってなくなってしまうよりはずっと良いです。
積立のタイミングも指定できますので、給料日直後にしておくと、なお良いでしょう。
毎月必ず指定額が給料から引かれて預金される、それを前提で生活する癖がついていきます。

具体的な目標を立てることも、積立の良い動機付けになります。
貯めたお金で海外旅行に、結婚資金に、子どもの学資金に、など……。
未来の生活と、その実現のために必要なお金について、想像してみましょう。

積立預金通帳は棚の奥にしまって、しばらく寝かせておくのです。
数年後、まとまったお金として再会できるはずです。